BLOG

Meta の「Muse(ミューズ)」とは?用事を代わりにこなすAIエージェント

小さなロボットがチェックリストを持ち、メール・予定・買い物・旅行のしるしと点線でつながっている絵

2026年9月、Facebook や Instagram の会社 Meta が、新しいAIを出しました。名前は「Muse(ミューズ)」。質問に答えるだけでなく、用事を代わりにこなすAIです。

この記事の結論

  • Muse は、Meta の「自分専用のAIエージェント」です。メールを送る、予約する、買い物をする、などを代わりにこなします。
  • 自分専用の「仮想のパソコン」の中で動き、お金を使う前やメールを送る前には、本人に確認します。
  • 2026年9月30日の時点で、使えるのはアメリカだけです。日本でいつ使えるかは、まだ発表されていません。

Muse とは:話しかけると、用事をこなすAI

ソファでスマホに話しかける女性。その言葉が、机でフォームを書いたり買い物袋を用意したりするロボットに届いている絵

Muse は、Meta が2026年9月8日に出した「自分専用のAIエージェント」です。

AIエージェントとは、答えるだけでなく、道具を使って自分で動くAIのことです。くわしくは AIエージェントとは? で説明しています。

使い方は、友だちにメッセージを送るのと同じです。Muse のアプリか、WhatsApp の中で話しかけます。

Meta は、Muse を「答えるだけでなく、実際に仕事をする」AIだと説明しています。

動かしているのは、Meta のAI「Muse Spark」です。Meta の中で、いちばん力のあるAIとされています。

何ができる?

Meta の発表では、たとえば次のようなことができます。

  • メールを送る下書きをつくり、確認のあとで送ります。
  • 予約する旅行の予約などを代わりに進めます。
  • 書類を埋めるブラウザを開いて、申し込みのフォームに書き込みます。
  • 買い物をする決済の前には、必ず本人に確認します。
  • 暮らしを整える保存したレシピから買い物リストをつくる。支払いを見直す。パーティーの招待を送る。

アプリを閉じても、Muse は仕事を続けます。一度聞いた好みを覚えて、次から先回りして提案もします。

覚えたことは、「忘れて」と伝えれば消してもらえます。

メールや予定表、買い物のサービスなど、どのアプリとつなぐかは本人が選びます。

しくみと安全:専用のパソコンの中で動く

ガラスの部屋の中で小さなパソコンに向かうロボットと、入り口で確かめる見張り役、外でスマホの確認ボタンを押す人の絵

Muse は、「Muse Secure VM」という自分専用の仮想のパソコンの中で動きます。AI と、その人のデータが、ほかから分けて置かれています。

このパソコンから外のインターネットへ出るときは、「Sentinel(見張り役)」の許可が要る仕組みです。

ほかにも、Meta は次のように説明しています。

  • 大事な操作の前に確認メールの送信や買い物の前に、本人に確かめます。
  • パスワードは見えないパスワードや支払い方法の中身は、Muse から見えません。
  • 広告には使わない会話や、仮想のパソコンの中のデータは、Meta の広告の仕組みに渡しません。
  • 学習に使わせない選択AIの学習に使われないよう、断ることもできます。

一方で、心配の声もあります。Meta は過去に、個人情報の扱いで大きな罰金を受けたことがあるからです。2019年には、アメリカの連邦取引委員会(FTC)から50億ドルの制裁金を科されています。

仕組みはていねいに説明されていますが、信じてよいかは、使いながら確かめていくことになりそうです。

料金と、使える国

ふだんの使い方なら、無料で使えます。たくさん使う人向けに、月20ドルと月100ドルの有料プランがあります。

Meta は、ほとんどの人は無料のままで足りると見ています。

使える場所は、次のとおりです(2026年9月30日時点)。

  • 国アメリカから始まりました。日本での提供時期は、発表されていません。
  • 使う場所iPhone・Android のアプリ、ブラウザ(muse.ai)、WhatsApp。9月23日の発表で、Mac のアプリも加わりました。
  • これからMeta のAIメガネにも入る予定です。Muse の名前を呼ぶと、手を使わずに頼めるようになります。

お店・会社向けの「Muse for Small Business」

お店のカウンターでノートパソコンを開く店主と、隣で商品写真やメニューを整理するロボットの絵

9月29日には、小さな会社やお店向けの「Muse for Small Business」も発表されました。

お店の運営や、新しいお客さんを見つける手伝いをします。Meta によると、Muse は「何を売っているか、お店の口調、よく聞かれること」を覚えます。

ふだん使っている仕事の道具と、つないで使えます。たとえば、次のようなものです。

  • ネットショップ・お金Shopify、Stripe、QuickBooks
  • 連絡・予定Slack、Zoom、Asana、Notion
  • デザイン・ファイルCanva、Figma、Dropbox、Box
  • Meta のサービスInstagram の分析、Facebook ページ、Meta の広告アカウント

こちらも、無料で始められます。たくさん使うお店は、有料プランを選べます。

茂原・長生郡の小さな会社は、いま何をしておく?

Muse は、まだ日本では使えません。それでも、こうしたAIが日本に来る日は近いと考えておくのがよさそうです。

茂原市や長生郡(一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町・長南町)、市原市・木更津市・東金市・大網白里市のお店や会社が、いまからできることがあります。

  • お店の情報を、言葉にしておく何を売っているか。どんな口調で話すか。よく聞かれることは何か。Muse for Small Business が覚えるのも、この3つです。
  • ホームページと SNS を、いまの情報にしておくAIは、ネットに出ている情報を読んで動きます。古い営業時間や、載っていない商品は、AIにも伝わりません。
  • 任せることと、人が確かめることを決めておくお金を払う、お客さんに送る、といった大事な操作は、人が確認する決まりにしておきます。

このうち上の2つは、ホームページづくりで最初に一緒に考えることと同じです。AIの時代でも、「あなたのお店らしさ」を言葉と写真にしておくことが、いちばんの準備になります。

Yoraku は、茂原市を拠点に、長生郡・市原市・木更津市・東金市・大網白里市へ、打ち合わせにも取材にも伺っています。AIの使い方や ホームページ制作 のことも、気軽にご相談ください。AIを覚えたい方には、AI研修・家庭教師 もあります。

よくある質問

Q. 日本語で使えますか。

2026年9月30日の時点で、Muse が使えるのはアメリカだけです。日本での提供や、日本語への対応の時期は、発表されていません。

Q. ChatGPT などのAIと、何が違いますか。

ふつうのチャットAIは、質問に答えるのが中心です。Muse は、つないだアプリやブラウザを使って、メールや予約などの用事まで代わりに進めます。

ただし、ほかの会社のAIも、同じように「動くAI」へ広がっています。Muse だけの話ではありません。

Q. 勝手にお金を使われませんか。

Meta の説明では、買い物やメールの送信など大事な操作の前に、本人に確認します。支払い方法の中身も、Muse からは見えません。

それでも、どこまで任せるかは自分で決めておくと安心です。

Q. 小さなお店でも使えるようになりますか。

お店向けの「Muse for Small Business」が、2026年9月29日に発表されました。無料で始められ、たくさん使う場合は有料プランです。日本で使える時期は、まだ分かりません。

参考

ご相談はこちらから

電話・メール・Instagram、どれからでもどうぞ。

対応エリア千葉県・東京都を中心に、全国対応。オンラインもOK!初回はなるべく直接お会いしています。